プレーパーク

東京都・世田谷区内にある世田谷ボランティアセンターにて、NPOせたがやプレーパーク主催の“ボランティア説明会”に参加する。プレーパークは、“自分の責任で自由に遊ぶ”ことをモットーに存在している公園。火おこし可、危険な遊び可。禁止事項が山程ある公園とは一線を画しています。この一風変わった稀有な公園を一体どうやって運営してはるのやろう?誰が支えていることだろう??どんな想いがあるのやろう???と挙げればキリがない程の疑問を解決すべく足を運ぶ。

このボランティア説明会に参加する数日前、実際の現場を拝見させて戴きました。公園では、ごく普通に火おこしをしている子供がおり、見渡してみるとなんたる遊具…、と唖然としつつも見とれてしまう程、スリルに満ちた遊具が満載。なんと言えばいいのやら、全てが規格外。予想外。嬉しくなってしまう程のワイルドさ!なんと潔い…、とかる〜く衝撃を受けていました。“自分の好きな位置で、誰にもはばがからず、自分の好きなように生きていい”こと。思いがけず、そんな原始的なエネルギーを思い出すかのようでした。

こんな魅力的な場所には、人を惹きつける引力があり、秘密がある。なにがしかの魔物がひそんでいるものです。この場所を支えているものがありました。さて、なにか?

それは、“地域の人の力”。そして、“自分の責任で自由に遊ぶ”という想いに共鳴した人が皆で手をとりあって支えていくという“人と人の繋がり”。…恐らく、前回遊びに行っただけではわからなかったことを、今日の説明会で知ることができました。“潔い”という言葉で片付く訳がなかったな。…少し、反省。。

それにしても。“自分と違う世界”・“自分の知らない世界”は、俄然面白い。なんて魅力的なんやろう、と単純にわくわくする。見えないもの・知らなかったこと・自分1人では気づけなかったことを気づかせてくれる他者の存在は凄い。うーわ、なんたる偉大なことでありましょう、と勝手に1人感動した帰り道、闇夜のおぼろ月夜はすっかり影をひそめて、雨が降り始めていた。人との出会いは、凄い。またもや思い知った貴重な夜です。