絶好調、お花の競り市。

ゴールデンウィーク本番。お客さんの入りがいい。今日も連日開催中、花の競り市は絶好調。お客さんと商人(あきんど)の競り合いが見ていて楽しい。お客さんの声も、ここぞとばかり勢いよく飛び交う。商人飯村さんの合いの手がまた絶妙。これは、飯村さんならではの手法。お客さんの笑いを取り、和ませながら競りは続く。

“キレイなおね〜さんは好きですか？”と、某電気会社のキャッチフレーズにふさわしい若いおか〜さんが小さな娘さんと参戦。おか〜さんは、娘の“みゆうちゃん”を小出しにする大作戦。最初は、周りの迫力に負け、声を出すにももじもじしていたみゆうちゃんも、おかーさんが声を張り上げた途端、スイッチが入ったらしい。「￥1000！」「￥1000!!」と、おっきい声を張り上げ、見事お目当てのバラを競り落とす。…思わず、周りで見ていたオトナ達も拍手する程だった。見ていて心楽しくなるような競り。あの競り落とされたアプリッコト色のバラは、きっと大切に育てられるんやろなぁ。そうゆう愛情は、その人自身の雰囲気としてよく伝わる。よくわかる。きっと、あのお客さんは植物を大切に育む“緑の指”をもっている。晴れやかな笑顔に今日も出会えて、嬉しく思う。