地盤に泣く。

ookakiuchi2005-04-03

【参加団体】野地真司/樹々苑/佐俣広一

日曜日。朝から夕方まで頑張っていたのが、テクノ園芸専門学校から出場してはるチーム樹々苑だった。このチームも昨日の農大組同様、地盤に泣かされる。地盤が固すぎて、なかなか堀り進まない。(……。)その難航し果てた作業を見てとった職人の富さん(フラワーショーお抱え職人)が、土をほぐし下さる。やすやすと、この上なくらくらくとユンボに乗って、土をほぐしていく職人さんを皆ポカーンとした顔で見とれる。呆然。尊敬。今までの時間はなんだったのか?!

帰り道、ネコ(土を運ぶ道具)を押していた未来の職人さんが一言ぽつり。“1日がかりでやってた事が、たった3分で終わったな〜”、と。ほんまに、そうね。…そうなんやけど、その手押し車で何往復もやってのけた行為も大事だよ?シャベルどころか、もはや工事現場の“つるはし”で、土を掘っていた勇敢な姿も見とれたよ?と。口には出せなっかたけれど、そう思っていた。その勇敢さを買います。いただきます。

この日は、朝会場に向かう途中うぐいすが、何度も何度もさえずっていた。随分、豊かな声で鳴くもんだ。行く道々には、野の花が咲きこぼれている。