本日大入り7団体

【参加団体】　河合しのぶ/竹田季美/東京農業大学 環境植栽学研究室/樹々苑/華丸/テクノホルティ園芸専門学校 造園緑地専攻3年/OUT/ハーバルライフクラブ

コンテスト作品制作開始日以来、最も参加団体数が多かった。7団体参加。会場内は、前日に引き続き賑わっている。庭作りーすなわち、平面図から立体へと形を起こすこと。しかし、この間度々壁にぶち当たることになる。あるいは、壁と向き合うことに。頭の中に思い描けている完全なイメージを、いざ形にするとなると、あれ？なんかできらんのやけど〜、とか。うお？形にならんやん…。もしくは、案外うまくいったー、と驚くことになる。毎日会場内に足を踏み入れていると、度々そういった場面に遭遇する。前日まで、もうヤだ　できない〜、と皆で青ざめていても、翌日会場で見てみると“できてるやんっ”と、目をみはることになる。思わず、ぼーっと立ちすくむ。

今日は、テクノホルティ園芸専門学校2年生によるチーム“樹々苑”が、壁を超えていた。前日、悩んでいたウッドデッキが完成真近になっていた。にやり。また、東京農業大学短期大学部より出展　チーム“華丸”組も、前日まで地盤の固さに悩ましい顔をしていたが、自分達の腕によるパワープレイとユンボ(土を掘る大型マシ〜ン)を駆使して掘り進めたらしい。念願の“杭”が、打ち込んであった。…たかが、杭。されど、杭。この一本の杭を打ち込むまでに、どれ程時間を費やしたか。どれ程、手を汚したか。ちょっとしたことなのかもしれないけれど、このちょっとしたことが、実は遥かなことなのだ。ささやかなものは、案外よく効く。

完成までの道のりは、これからまだまだ続きます。