麦畑と田んぼの協奏曲

ookakiuchi2005-06-08

電車の窓ごしに、麦畑と田んぼが色づく今日この頃。このコントラストの違いが面白い。田んぼの新鮮かつ青々とした緑と、風にそよぐ小金色した小麦の穂。小麦がパンになるのは、納得するな…、と思うぐらいキツネ色のそれは見事な色をしている。熊谷周辺は、二毛作なのだろう。この時期、この2色のコントラストに目を奪われる。

さて、話はずれて。本日、サッカー日本代表vs北朝鮮戦。2006年のW杯行きの切符を賭けてのこの試合。私も参戦。テレビにて、観戦。サッカーの試合を観る度、目に入るのは芝生の緑。荒れているのか、良質なのか、滑るのか、滑らないのかいちいち、いちいち見てしまう。

思い返して、いつだったかのワールドユース。選手が、自分のスパイクにくっついて無残にも剥がれてしまった芝生を、丁重に植え戻していたのが印象的だった。…なんというか、面白すぎて。え〜っと、今は、植えたりしている状況なのかな??というぐらい、緊迫したムード。画面越しに、ひやひやしながら観ていると、案の定監督が“気にするな!”と、選手を叱りとばしていた。まぁ、気になるやんな…、と思いつつ、芝生を植え戻してあげていた選手の、優しいんだか気が弱いんだか、ただ単純に集中しとけば良かったんだか、判然としないが、私はこのヒトの心優しさを絶賛してみた。状況はとにかく。勝敗は、ともかく。

…勝ち試合で良かった。この時サッカー場の芝生管理の大切さを、考えさせられたのは言うまでもない。