沈丁花

ookakiuchi2006-03-03

冬の峠を越える頃、ふと香る、甘い濃密な香りを放つ沈丁花。毎年、沈丁花の香る頃、ひと足早い春の訪れを感じます。私にとって、春の訪れを一番感じるのが沈丁花です。皆さんにとってはいかがでしょう。沈丁花花言葉は、‘甘い生活’だそうですが、英名で“Winter Sweet”と呼ばれているのは黄色の花咲く‘ロウバイ’です。…どちらも、いい呼び名をお持ちなようで。
一生涯呼ばれる名が、素敵な名前だったらそれ程嬉しいことはないだろう、と妙ちきりんな名字を背負う私は思うのでした。ちなみに我が家の構成員は、自分達の名字を愛してやまないものの全員活舌(かつぜつ)が良くない為、聞いて下さる方に聞き取れない…、という事態に陥ります。‘オオカキ・ユキ’さん、と間違えられること暫し。…ユキさん、って誰やねん、、と思いつつ訂正が面倒になりそのまま放置することも暫し。ちなみに、私は、肝心なときに全てユキが降る‘雪ふらし’でもあります。初めて、こちらに転校してきた始業式も(4月だったというのに!)成人式も、卒業式も雪でした。どうやら、雪にご縁があるらしい?

【今日のひと花】ジンチョウゲ(沈丁花)/ジンチョウゲ科/耐寒性常緑低木/別名:丁子草,瑞香/原産:中国/花期:2〜3月/日なたと水はけの良い用土を好む。花は甘く濃密な芳香。‘ふくいくたる’香り。花言葉、‘甘い生活’は、この花の最大の特徴である香りから由来する。