不穏な天気。

ookakiuchi2006-04-26

天気:晴れのち曇り→夜には雨

【参加団体】川原久美子/ぐるーぷ・ペタル/増田耕造/ハーバルライフクラブ/森緑園/fighting/平山道崇/テクノ・ホルティ園芸専門学校フラワーディスプレイ専攻3年/平田直樹/飯田千華・黄 貞娥/インプレイス㈱

イムリミットあと2日。作品制作期限が、あと2日に迫る。

明日はどうやら雨らしい…、ということで、作品制作に更なる追い込みをかけはじめたのが屋外ショーガーデンー部門に出展している方々だった。本来なら、翌日も時間をかけて完成させよう…、などという青写真は、お天気都合により、計算外の事柄になる。…まったく、予定調和なんてありえない。やれやれ。

翌日の天気を考慮に入れて、原則に反して、この日はやむを得ず夜間作業許可がおりる。…こうゆう時に限って気温は下がるし、おまけに空もぐずり出す。ついには、雨も降りだしてしまった。でも、悪天候の中、参加者の鬼気迫る集中力は凄かった。。表情や動きに凄みを感じる程だった。

この ややもするとタフな状況である追い込みで印象深かったのは、去年もほぼ同じメンバーで、参加して下さった“テクノ・ホルティ園芸専門学校造園緑化専攻”3年生チーム。去年よりずっと、精悍な印象を受ける。1年でこんなに成長するんやなぁ。大きな光悦寺垣と土壁が、今年の彼らにふさわしいスケールの大きさを物語っている。

又、インプレイス㈱の職人さんは、この悪天候という事態をやすやすと受け入れて、集中していらした。モノ作りは、“複雑なら複雑な程面白い”とおっしゃっていた言葉がフラシュバックする。…こういった状況に対応できるのも、“困難ゆえのやりがいや手ごたえ”を感じるせいなのかしら。“…職人泣かせのデザインだ”と軽口をおっしゃる一方で、そのやりがいに燃えていた。勿論、口元には“モノ作り”を愛してやまないぶきっちょな笑みが潜んでいた。にやり。

今、雨が降り出した空を見上げながら、連休中1日でも多く晴れる日があることを願ってやまない。どうか、晴れますように。子供のように、ひたすら小さく祈る。